「ナンニモナイ」ことはとても贅沢かもしれない。

あまりにもたくさんのものが溢れていて、相手のことを丁寧に見る機会が減っている気がする。

すべてのものを捨て去ることはほぼ不可能な現状。

だからこそ「ある」ことに感謝の念を持つつとともに、それに目がくらみ、大切なことを見失わないようにしたい。

そんなことを思わせてくれた絵本。

おくりものはナンニモナイ パトリック・マクドネル 谷川俊太郎(訳)